プジョー 106ラリー1.3 ホモロゲーションモデル
〈1995年式〉〈走行距離158,923km〉〈1300cc〉〈車検2年付〉
売約御礼!
基本情報
年式 | 1995(平成7)年式 |
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走行距離 | 158,923km |
車検 | 車検2年付 |
車輌 | 新車平行車 |
色 | ホワイト |
リサイクル区分 | 済別 |
排気量 | 1300cc |
ミッション | 5速マニュアル |
ハンドル | 左 |
駆動 | FF |
燃料 | ガソリン |
修復歴 | なし |
車台番号下3桁 | 576 |
購入パック お見積り
(非課税項目) | (課税項目) | ||
基本パック | 支払総額 | ||
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買い方選べる「ABCパック」 | |||
Aパック (基本パック+整備11万円) | 支払総額 1,978,720円 | ||
Bパック (基本パック+整備22万円) | 支払総額 2,088,720円 | ||
Cパック (基本パック+整備33万円) | 支払総額 2,198,720円 | ||
自動車税 | 19,800円 (令和4年9月登録の場合) |
車両本体価格 | 1,600,000円 |
ナンバ-代 | 1,450円 | 基本整備料金 | 0円 |
登録印紙代 | 700円 | 登録手数料 | 25,000円 |
車検印紙代 | 2,400円 | ||
重量税 | 25,200円 | ||
自賠責保険料 | 20,610円 | ||
リサイクル料金 | 11,060円 | 課税項目合計 | 1,625,000円 |
非課税項目合計 | 81,220円 | 消費税 | 162,500円 |
*整備内容をお客様のご希望でお選びいただけるように整備の「濃さ」「深さ」によって3段階でお選びいただけるようにいたしました。
詳細は担当の吉富までお問い合わせください!
車輌画像
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車輌詳細情報
PEUGEOT 106RALLYE 1.3
1995年式 車検2年付 ホワイト 走行距離158,923km 新車並行車
装備:
左ハンドル 5速マニュアル スライディングルーフ(手動式) AC PS センター吹き出し口 CDデッキ ETC ミシュラン製スティールホイール 社外等長エキゾーストパイプ 社外ステンリアサイレンサー
※希少!ホモロゲーションモデルのラリー!
※入庫時ホイール(中古)、タイヤ(新品)交換!
※入庫時全塗装実施!
※希少なスライディングルーフ付!
※納車整備付(24ヶ月点検)+α
※保証付き(1ヶ月又は1000km)
【車輌データ】
全長(mm):3,565全幅:1,605全高:1,360
ホイールベース:2,385トレッド前/後(mm):1,450/1,430
車両重量(kg):840 車両総重量:1,115 最低地上高:---
乗車定員(名):5
トランク容量(L):---
最小回転半径(m):---
新車価格(円):1,920,000円(税抜)
【エンジンデータ】
種類:直列4気筒SOHC 8V 総排気量(cc):1,294cc
ボア×ストローク(mm):75.0×73.2 圧縮比:10.2:1
最高出力(ps/rpm)(DIN):100/7,200
最大トルク(kgm/rpm)(DIN):11.2/5,400
*ラリー1.3専用アルミブロックエンジン、専用ファイナルギア、軽量フライホイール(約4kg)
燃料タンク容量(L):---
駆動方式:FF
ミッション形式:5速フロアマニュアル
タイヤサイズ:175/60-14
整備内容
- 法定24ヶ月点検一式
- 下回り点検増し締め
- エンジン廻り点検調整
- タイミングベルト
- テンショナ-ベアリング点検又は交換
- 各ベルト点検又は交換
- ウォーターポンプ点検又は交換
- ブレ-キ廻り点検調整
- ブーツ
- ブッシュ
- マウント類点検又は交換
- 操舵系点検・修理
- エアコン点検修理
- 足回り点検修理
- 油脂類交換(エンジン、ブレ-キ、ミッション、冷却水)
- 他
お店からひと言
3年半ぶりにテンサンラリーが入庫いたしました!
当社設立時から不動の看板車両であるテンサンラリーですが、25年間で100台近いテンサンラリーを販売してきた当社でも、最近ではめっきり入庫が途絶えておりました。
年々、仕入れは困難になり価格も高騰気味・・・。
昨今の旧車ブーム、希少車ブームの影響もあるとは思いますが、何よりもオーナーさんが手放さないのです!
当社ではまだまだテンサンラリーのお客様が多くいらっしゃいますが皆さん、だれも降りる気配がありません。
そうなるとこれから乗りたい!と思っている方がテンサンラリーに出会えるのは、本当に難しい時代になりました。
そんなとき、いつものように業者オークションをチェックしていると
?????お~!テンサンラリーが出品されているじゃありませんか!
これは意地でも落札しないと!
そう思っている人は他にもいるようで結局、競ったあげく尋常ではない金額で落札することができました。
それでも手に入れなければ話は始まりません。
106、特にテンサンラリーに関して言うと
ロッソコルサが後世に残すべくしっかりと整備をしてやらないと!
という使命を感じているので儲けは二の次です!
車が届くと想像通りこのままでは店頭に並べられる状態ではありませんでした。
落札した時点で「全塗装」を覚悟していましたから即、板金屋さんにお願いしました。
そして待つこと数か月・・・ようやく綺麗になって帰ってきました!
すでに26年が経過した旧車ですから手を入れてやりたいところは後を絶ちません。
内装にも年式相応の劣化が見受けられます。
これを一つ一つ直してやって来るべき「お見合い」に備える日々です!
旧車は皆さんが想像する以上に劣化があって、通常なら交換が必要ないようなところまで手を入れる必要があります。
また車は旧くなると都市部から地方に移転していく傾向があり、また「底値」になると安かろう悪かろうで、手に入れた人があまり整備をしていない個体をよく見ます。
今回の個体はところどころ手の入った感じはありましたが、やはり地方で専門店がないところでの整備では26年前のフランス車を最高の状態にはできなかったようです。
内装に目を向けるとメーターやセンターコンソール廻りの部分が割れていて、さらにそこを接着剤で接着するという暴挙に及んでいました。
これは接着では直りませんから手持ちのストック中古部品で交換しました!
その時に合わせてセンターの吹き出し口も移植。
標準のベースグレードのテンサンラリーには、センターの吹き出し口はありません!
当時販売していたPROCARはエアコン付きで標準でしたので、唯一センターの吹き出し口を付けていましたが、ベースグレードはオプションのエアコンをつけても吹き出し口までは付いていませんでした。
当社でもエアコン付きでセンターの吹き出し口がない個体には、後付けで取り付けをしていました。
センター吹き出し口は部品を交換すればOKではありません。
奥のダクトにセンター用の穴が開いていないのです。
ですから穴を開けてから取り付けをしないと、風が出てきません・・・。
もちろん、今回も穴を開けてから取り付けましたから、ちゃんと風がでるようになっています!
エアコンだけでなくパワーステアリングも付いていますので、テンサンラリーとしては「フル装備」モデルになります!
また希少なスライディングルーフ付!
手でグルグル回せばあら不思議!屋根が開くではありませんか!
電動式と違い壊れる心配が少ないので、開けるのに「壊れるかな?閉まるかな?」と怯える必要はありません!
全塗装で綺麗になったボディですが、RALLYEデカールは劣化していたのでもちろん全部剥がしました。
残念ながら純正は生産終了して入手できませんが、社外品なら今でも入手できますのでご希望の方にはご対応も可能です!
全塗装をしてデカールも新品を貼れば見た目は新車みたいですね!
やっぱり綺麗なほうが愛情も湧いてきます。
だからこそ旧い車でも出来る限り綺麗にするのが我々のやり方です。
さて、テンサンラリーについて少しご説明を。
かつてはプジョー205ラリーという車がありました。
文字通り205の派生モデルでウエーバーのツインキャブレターが2基装着され、エンジンは1300ccのシングルカム、低速トルクはないので、発進時にはシビアなクラッチ操作が要求されるちょっと神経質な車でした。
当時でもキャブ車はほとんどなかったので、半分のオーナーさんは乗り切れなくて手放すくらいでした。
それでもエンジンが暖まり一たびアクセルを踏み込めば、キャブレター特有の間髪入れない反応に頭が真っ白になったのを思い出します!
それから数年が経過し、あの「RALLYE」が106で復活しました!
日本には並行輸入でしか入っていません。
当時、ディーラーはXSiを輸入・販売しますが、それよりも1年先にテンサンラリーを輸入・販売していました。
実は「RALLYE」シリーズはイタリア国内向けの車です。
イタリア国内のホモロゲーションを取得して、レースのベース車両として販売された車です。
ちなみに106ラリーシリーズでは、ホモロゲーションモデルなのは「テンサンラリー」のみになります。
テンサンラリーが唯一のホモロゲモデルなんですね!
だからこそ、価値を見出される方もいらっしゃるのでは?
同じ形のXSiとは中身が全く違います。
軽さもさることながらボディ剛性も全然違いました。
その差はXSiが「女性」ならテンサンラリーは「男性」といえるくらい、「柔」と「剛」くらい違いました。
車重もテンサンラリーは820kgしかなく、現車はエアコン付きのため若干重いのですがそれでも860kg!
106S16よりも100kg軽いんです!
プジョー106シリーズの1車種とはいえ、実際に乗って、触れて、整備をした経験のある方はプロでも多くはありません。
もちろんディーラーでも同じです。
テンサンラリーを熟知して長年扱ってきた経験値の高いプロがしっかりとメンテナンスを実施することが、これから何年間と楽しくテンサンラリーに乗って行くには絶対条件といえるでしょう。
だからこそ購入するときは、そのショップが適切かどうかを良く考えてから決めて頂きたいと思っています。
ロッソコルサでは自社・認証工場にて、攻めの整備「ロッソコルサ仕上げ」にて全方位からしっかりと整備を実施いたします。
SOHC、1.3リットルで100PSを叩き出す専用エンジンに800kgちょっとの超軽量ボディ、ファイナルギアが低められた専用クロスミッションに軽量フライホイール!
そこから生まれる痛快な走りこそテンサンラリーの最大の魅力です!
唯一のホモロゲーションモデルであるテンサンラリーは「ラリーの中のラリー」と言っても過言ではありません!
ラテン車好きだけでなく、走り好きな車趣味人にとっても刺さる車です!
新車時から扱ってきた経験とノウハウを持ち、日本でも一二にテンサンラリーに精通したロッソコルサでなければ、実現できないことが沢山あります!
本来の性能を発揮できていてこそ本当のテンサンラリーを手に入れたと言えるのではないでしょうか?
間違っても「なんちゃってテンサンラリー」を買わないように気をつけてください。