O様、INT16V エンジンフルO/H中!
2015.10.11
「デルタ再生と創造プロジェクト」のきっかけになった、D様のEVOⅡから数えて4基目のエンジンフルO/H中の、O様のINT16V。
内燃機屋さんに出していたエンジン部品が戻り、ピストンリングやメタル、クランクシャフトなどをWPC処理に出したところです。
その間にO様は主の居ぬまにエンジンルームのお掃除を!
今回も左インナーフェンダーのサビを板金修理に出し、綺麗になって戻ってきました。
ここは全てのデルタがサビている部分で、車によってはかなり酷い状態の場合も多く見られます。
私のジアッラは酷かったです・・・
でも、O様のINT16Vは最小限のサビで、部分的な板金修理で対応出来ました。
さて、エンジンO/Hと一口に言っても、オーナーさんの要望やエンジンのコンディションなどで細かい部分に違いが出ます。
当社では作業前に何回もオーナーさんと打ち合わせをして、作業内容の摺り合わせやイメージの共有化をします。
もちろん細かい見積もりもお出しします。
さらには、作業中に進行状況の要所要所でご来店をいただき、確認とご説明をしながら可能な限りオーナーさんの納得のいく結果を出すように努めています。
今回も、オーナーさんのお考えや希望を相談しながら取り入れていきます。
例えば、フライホイールの軽量化もその一つ。
今回は、サーキット専用ではなく街乗りやワインディングなどで気持ち良く走れることと、長く乗れることがテーマですから、極端な軽量化はしませんでした。
8.5kg→6.9kgですから約19%弱の軽量化に。
確実にレスポンスアップを体感いただき街乗りでも扱いづらくないレベルです。
もちろんバランスも取っています。
性能には直接関係ありませんが、お色直しにインテークマニホールドとヘッドカバーをご希望の色で再塗装します!
今回は明るめのブルーに!
ボディカラーが濃いめの紺色ですので良いコントラストですね!
少しずつ進んでいく作業を見て実感もわいてこられてきたようです。
O様、もう少しなので楽しみにお待ち下さい!
INT16V エンジンフルO/H WPC処理完了!
2015.10.17
現在、エンジンフルO/H中のINT16V。
エンジン部品が内燃機屋さんから戻ってきて、WPC処理に出していたものが戻ってきました。
クランクシャフト
カムシャフト
ピストン
ピストンピン
ピストンリング
親メタル・子メタル
スラストメタル
ピストンピンや一部の部品にはDLC処理を実施。
適材適所に処理をしてもらっています。
ブロックもオリジナルの色で再塗装しました!
今回は闇雲にパワーを上げることが目的ではありませんが、将来的な発展的チューニングなどを考慮して強化部品も使います。
ヘッドボルトはAPR製の強化ボルトを、そしてメタルガスケットを使います。
もちろんターボもO/Hしました。
一緒にスラストメタルを360。グレードアップキットに交換!
せっかくの機会になるべく費用対効果を上げられるように、お客様とご相談を繰り返して仕様を決めていきます。
いよいよ部品も揃ってきました!
これから随時組み上げていきます!
お客様も少しずつ実感が出てきているようでした。
もう少しですので楽しみにしていて下さい!
エンジンO/Hをするならお色直しも一緒に!
2015.10.23
現在、エンジンフルO/H中のINT16V。
着々とエンジンも組み上がりつつありますが、中身を一新するなら見た目も綺麗にしたいですよね。
エンジンブロックも、表面のサビを綺麗にしてからオリジナルの通りに薄いグレーで再塗装をしますが、やはりボンネットを開けたときに目に飛び込んでくるタペットカバーとインマニを綺麗にしてやります!
少なからず多くのデルタのこの部分は所々色が剥げてしまい、見た目にも消して良い状態ではない車が・・・
ここだけでも綺麗にするとグッとエンジンルームの見栄えが良くなりますね。
今回はお客様の希望色でブルーに再塗装させて頂きました。
想像以上に綺麗な仕上がりです!
これならお客様も納得していただけると思います!
そしてインマニです!素晴らしい!!!
ボディカラーが濃いめの色なので、エンジンルームを開けたときにこのブルーが目に飛び込んでくるとインパクト大ですね!
今までブルーで再塗装したことがなかったのですが、この色、ありですね!
早くボディにエンジンが乗っているところをみたいです!