CITROËN – C2GT

 C2GTに乗りました!ご存知のように、正規輸入では右ハンドルのセンソドライブ(セミオートマ)しか販売されていませんが、このC2GTは、12台ほど輸入されているそうです。最近では、ラテン車までもが右ハンドル、オートマが主流になってしまい、テスト的に輸入をされたのでしょうか?

 正規輸入がそんな感じなので、当社ではC2VTSを輸入しているのですが、さすがに新車を全開では走らせるわけにはいきませんから、左ハンドル、マニュアルのC2をちゃんと走らせるのは初めてになります。

 入庫してきたときにちょっと近所を走ってみました。車検証上では、1030kgと1トンを少しこえてしまっているのですが、心配していた重量増加による悪影響は感じられませんでした。それどころか、全体的に剛性も高くいっきに2インチアップの16インチタイヤからステアリングに伝わってくる感触は、安っぽいものではなく、がっちりしたものです。コーナーでの動きも良く、素性の良さを垣間見ることが出来ました!

 C2VTSのエンジンはシリーズ最強の127PS!それと比較するとC2GTのエンジンは、正規輸入のVTRと同じ110PSです。エンジン自体が高回転型のようで、3000回転辺りからトルク感が増してきて、5000回転を越えてくると俄然パワーが出てきます。逆に、低速ではややトルク不足の感はいなめず、やはりVTSのエンジンで思いっきり走らせてみたい衝動に駆られます!

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 富士スピードウェイショートコースでの走行会でサーキットを走らせてみました。私自身は、完熟走行のペースカーとして軽く走っただけですが、やはりコーナーリング中感じるボディ剛性の高さは変わりません!ただし、何もかもがノーマルなので(特にタイヤ!)攻めていった先では未知数ですが、期待をさせてくれる匂いがしました!

 その走行会をお手伝いいただいた澤選手にもインプレッションをお願いしました!澤選手いわく、まずブレーキの効きが非常に良い!回頭性が良く面白い車だと評価してくれました!ノーマルだと、若干車高が高く、イメージ的にもロールさせることにちょっと躊躇(まだ、良くわかっていないので)してしまうので、足回りを変更するときに車高ももう少し下げると、ガンガン攻められるようになりそうです。同じく、シートポジションが高く、これも適切な高さに下げることで、運転に集中しやすくなるでしょう。

 車高や着座位置が高く、ボディから伝わってくる振動等が少なくなっていて、ともすると遅い?と感じるのですが、スピードメーターは結構なスピードが出ていました!110PSでも速いです!どうせ走るなら、高回転を使ってエンジンの美味しいところを外さないように走ると、C2GTは最高のパフォーマンスを見せてくれます!

 あ~、早くVTSでサーキットを走りたい!